城西地区大会優勝!!

 12日はソフトボール少年団の城西地区大会がありました。城西地区大会とは、近隣の9小学校
のソフトボール少年団で切磋琢磨しながら競い合う大会で毎学期行われます。昨年度の1学期から
ずっと優勝旗をいただいていたのですが、今年度の2学期の大会の決勝戦で負けてしまい優勝旗を
返却してしまいました。今の6年生にとっては最後の城西地区大会ということで、必ず優勝旗を取り返す
ということを誓い大会に望みました。約1ヶ月ぶりの試合だったので不安ではありましたが、なんとか決勝
まで進出。対戦相手は2学期の決勝戦で負けた明和さんとでした。うちの子供たちは1度負けた相手と
試合をしたがる子たちばかり。2学期に負けた時から、明和さんとやりたいと連呼していました。望み通り
の決勝戦。子供たちには、『技術どうこうじゃなく、チーム全員が心をひとつに勝ちたいという気持ちを』と
円陣を組みいざ決勝戦へ。試合展開は、玉江ソフトが1点を先制したものの四球後のキャッチャーの後逸
があり1対1の同点。しかも、最終回にはサヨナラ負けのピンチを迎えました。私はタイムをとりマウンドへ。
内外野の全員マウンドに集まり、『最後の城西地区大会やるだけやってこい。それで負けてもしょうがない
じゃん、だけど俺は君達がピンチを乗り越えてベンチに帰ってくるのを信じて待ってるから』と声をかけて
ベンチへ下がりました。ベンチで見ていると、子供たちが玉江ソフトの合言葉『仲間を信じて心をひとつに』
というのが伝わってきました。なんとかピンチを乗り越え、タイブレークへ。2点先制し、相手の攻撃を0点に
抑え見事優勝しました。しかも、最後はピンチながらライト涼太のファインプレーでダブルプレーという結末。
昨年末から出場した3大会連続優勝。夏ぐらいから、何をしても勝てない、試合途中勝っていても勝つ気が
しないというどん底時期。しかも、レギュラーポジションを任せていた子供たちが二人も途中で辞めてしまい
監督として悩みに悩み、苦しい日々でした。子供たちや育成会のみなさんに仲間を辞めさせてしまったこと
を陳謝、キャプテンである長男にも二人きりで飯食いに行き、『俺の指導は厳しい、だけど勝つためではなく
これから時代を担う君たちのために、人間として成長してもらいたいという一心だけ。しかし、理解してもらえ
ず結果としては君たちの大事な仲間が辞めてしまった。本当に申し訳ない、ごめんなさい』と涙を流しながら
陳謝した事も。その時長男が言ってくれた一言、『大丈夫、大丈夫。残っているみんなで頑張る、みんな
頑張ってくれるから絶対大丈夫』と言ってくれたこともありました。徐々に調子が上がってきた背景には、負け
が続く日もめげずに、腐らずに毎日毎日続けてきた努力の成果と、今まで自分が大きな声を出し試合を引っ
張るスタイルから、子供たち自身が自分たちで試合に取組み、私たち監督・コーチ陣はサポートするだけと
いうスタイルになったことが勝因だと思います。監督・コーチ陣、私たちの立場としてはチームを勝たせること
が任務でありますが、正直勝ち負けよりも子供たちひとりひとりが努力を怠らず、どんなときも仲間を思いやり
信じ、心をひとつにみんなで目標に向かっていける人間に成長したことに感無量です。私が少年団の指導者
になり言い続けてきたことが出来る子供たちに成長してくれた子供たち。人として今後色々な場所での活躍が
楽しみです。あと2か月。子供たちとの時間を大事に過ごしていきます。
城西地区制覇
久しぶりに父兄も一緒に写真撮影。玉江の自慢は子どもたちだけではなく、昔々美人ぞろい?のお母さん方!!

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