高校球児にとって夢の舞台である甲子園。甲子園という目標が
あるから、どんなに辛い練習も乗り越えられる。乗り越えてきた。
残念ながら春の選抜大会に続き、夏の全国高校野球選手権大会の
中止が決定されました。先日のブログにも書きましたが、頑張ってきた
子供たちの悲痛な想いを想像すると耐えられません。
私たちの少年団では、6年生最後の大会の中止が決定した後、少年団活動が
自粛になる前に、せめてものという想いで同じ地区のチームを集めて
練習試合を開催してあげることが出来ました。
練習試合でしたが、6年生や保護者、指導者にとって最後の晴れ舞台。
みんなで頑張ってきた証というか、子供たちの成長を感じられる思い出の試合
となり、6年生の雄姿やチームとしての最後を目に焼き付けることが出来ました。
今、私たち大人にできることは?
今朝の新聞には、佐賀県の取り組みが掲載されていました。
先ほどテレビでは東京都の取り組みも速報で流れました。
私がよく少年団の中で指導者や保護者にお話しすることがあります。
それは、私たち大人の一年と子供たちの一年というのは全然違うということ。
どういうことかと言いますと、例えば、私たち大人は33歳の時はこうだった
とか35歳ではどうだったとか、よっぽどのことは明確に記憶していますが、
その歳の記憶は鮮明ではないと思います。しかし、子供たちは小学6年生の時は
こんなことがあり、楽しかったとか、中学2年生の時はあーした、こうした、どうだったとか。
つまり、大人を否定するわけではありませんが、子供たちにとっての一年一年は私たち大人
より重みというか想いが違うのかなと。その時の出来事や経験により、感受性等が形成されて
いくはず。だから、子供に精一杯付き合ってあげよう、子供との時間を大事にしてあげようと
いうことを毎回伝えています。
鹿児島市や県、それぞれの関係各所の皆様方。
今、子供たちにしてあげられることは?私も出来る限りのこと頑張ります、動きます。