玉江ソフトの監督をさせていただいて何年経つでしょうか。
これまで色々なチーム・子供たちに巡り会い一緒に笑い、
一緒に泣き、かけがえのない時間を過ごさせてもらいました。
地区大会では常に優勝し、市内大会や県大会では好成績を収め、
九州大会に出場させてもらった時も何回もありますし、逆に地区
大会でも中々勝てないチームもありました。普通は監督として、
強い時が一番楽しくやりがいを感じるのでしょうが、私はチームが
どんな状況でも幸せを感じながらやらせていただいています。実は、
本日5年生以下の地区大会。メンバーが減り、今日も助っ人の子供や
ご家族、そして卒団生や外部指導者にご協力いただき、試合をさせて
もらったのですが。結果は私の息子の不甲斐なさで無様な試合。そんな中
でも今まで出来なかった子供たちがスーパープレーを見せてくれたり、
どんなに離されても下を向かずに大きな声を切らさず最後までやり遂げたり。
勝ち負けよりもすっごく深いことや大事なことを子供たちに伝えられたよう
な気がします。だから、今日も大差で負けさせたくせに大満足というか
大収穫というか。誰よりも負けず嫌いな私なんですが、頑張った子供たちを
想いながら帰る車の中では心地良ささえ感じました。幸せです。最近は
嘘でしょうというぐらい日に日に子供たちの成長が見られて、保護者の
みなさんにも喜んでいただいています。私が監督として目指しているチーム。
それは、ソフトボールが強いチームではなく人間力が強いチーム。気持ちが
弱かったり、プレーがうまく出来ず足を引っ張っていた子供たちが最終的に
ヒーローというかチームに欠かせない存在になるようなチームづくり。
一貫して変わりません。先ほどあったように、勝てなかった時の子供たちも
間違いなく人間力は他に負けない青年に成長しています。ちなみに、今の玉江
ソフトのピンチ。困っている私や団員の子供たちをを救ってくれているのは、
これまでいかなる時も熱い時間を一緒に過ごし乗り越えてきた人間力を備えた
教え子たちやその保護者ですもの。本当に感謝しかありません。合掌。