10年前の3月11日。私は宮之城の橋梁現場にいました。現場作業員用の
3時休憩のお茶をコンビニに買いに言っている時に会社の事務員から電話が。
事務員『現場は大丈夫ですか?』
た『えっ?どうしたの?』
事務員『東北のほうで地震があって大変なことに』
た『こちらは全然、大丈夫ですよ』と。それにしてもなんでそんなに
大騒ぎを?現場に帰り、テレビをつけると大地震の状況や津波に街が
のまれていく映像が。衝撃的でした。昨日からテレビで当時の映像が
流れていますが、胸が痛くなります。本日は委員会審査でしたが、
午後2時46分にサイレン。それに合わせ審査を中断し、起立のうえ黙祷。
黙祷中、サイレンの音が被災者の悲痛な叫びにも聞こえ涙が出ました。
現在、コロナ禍で日本中が非日常となってますが、あの震災に遭われた
方々はあれから10年非日常の生活。今朝もテレビ報道の中で被災者の
インタビューがありましたが、『あれからというもの心から笑ったこと
はない』、『あたり前だと思っていたことがあたり前じゃないということ』。
昨日、紹介した武田さんも毎日が復興に向けて真剣勝負。何か出来ることが
あるなら協力してあげたいと改めて想う一日でした。今日もあたり前のことが
あたり前のようにあることに感謝しながら。