玉江ソフトボールスポーツ少年団にこれまで
たくさんの応援をいただいた方々。これまで
たくさんの思い出と成長を見せてくれた卒団生
のみなさん。今年度は監督を退き、代表という
立場のみで籍を置いておりましたが、8月いっぱ
いを持ちまして、代表も辞して、玉江ソフトボー
ルスポーツ少年団を離れることとなりました。
玉江ソフトに携わり、正直、大変なことばかりで
何度も心折れそうでしたが、いつも救ってくれた
のは日に日に成長する子どもたちと、いつも練習
に来てくれたり、それぞれでの場で活躍を見せて
くれていた卒団生の存在でした。少し振り返ると、
大変だったのは、入団当初の団改革。当時の指導者
が我が子ばかりに気をかけることや子どもたちが
挨拶や礼儀、道具並べも出来ないようなチーム。
当時の指導者とはぶつかり合い、夜に脅迫電話がく
ることも。そんなことにも屈せず、当時の子どもた
ちのために。おかしいのをわかっているのに、ビビッ
て言えない保護者。残念。しかし、大人は中々、変わ
りませんが、子どもは正直なので、直ぐに変わり成長。
保護者からもなんでうちの子がそのポジションなんだ
とか、あーだ、こーだというのはしょっちゅう。そん
なのがなくなり、どんどんチームが強くなってきて、
数年で玉江ソフトここにありという状況に。そうなる
と、今度はまた、保護者に勘違いする方々が。チーム
はタイミングで強い時もあり弱い時もあり。よく勘違
いするのは、自分たちの子どもが凄いから強いんだと。
違う違う、これまでの先輩たちが弱くても踏ん張って、
玉江ソフトのカラーを受け継いでくれたからだと。
とにかく、大事にしてきた挨拶、礼儀はもとより、
仲間を想うこと。そして、単純なことですが、ごめん
なさいとありがとうを素直に言える人間になるように。
立派な大人になることだけを想い、いつも本気で厳し
く指導してきた教え子たち。それを耐えてきた教え子
たち。いつも言いますが、そんな教え子たちは自分の
親より立派な大人になることでしょう。私が誰よりも
自信があるのは、手前みそになりますが、これまで
色々な監督さんや指導者を見てきましたが、私以上に
我が子以外の教え子たちを心から愛おしく想い、指導
する人はおらず。監督になった途端、自分の地位や
立場を誇示することばかり。私からすれば、たかが
少年団の監督になったぐらいでどうしたって感じ(^_^;)。
なんで、少年団なのに子どもの成長を一番に想えない
のだろうと不思議でたまりませんでした。色んな指導
パターンを見せていただきましたが、その人の器なの
でしょうがないか。とにかく、少年団は子どもを成長
させるのが一番大事で、そちらに力を注ぎたかった
ですが、保護者や指導者の大人との闘いでした。現在、
各チームにおいて、子どもたちの為に頑張ってくださっ
ている指導者の方々もご苦労されていることでしょう。
最後は少し愚痴になってしまいましたが。この15年間、
様々な形で助けてくださったみなさん、本当にありが
とうございました。そして、卒団生のみなさん。私は
玉江ソフトボール少年団を離れますが、いつまでも
あなたたちの監督です。何かあったら遠慮なく相談
してください。私は、強い時でもあまり試合のことは
記憶はないのですが、一緒に歯を食いしばりながら
涙しながら乗り越えた練習とひとりひとりの頑張りは
覚えてます。一緒に苦労を共有しながら頑張った君た
ちのことはいつでも助けに行きます。どうか、素晴ら
しい大人になって、幸せな人生の日々を送ってください。
最後になりますが、あなた達と熱く熱く過ごした日々は
一生忘れません。厳しく指導して泣かせてごめんなさい。
乗り越え成長してくれてありがとう。