久しぶりに本当にあった怖い話を(^_^;)。
最近、川辺に行くときに通る場所。谷山方面の方々
はお分かりだと思いますが、錫山に行く手前の勘場と
いうバス停付近。ここは、私が24歳の時に現場の
所長を務めさせていただき。この現場は、工事前は
大きな山で、掘削して道路を構築する工事。この
現場を施工中に長男が産まれたり、現場の利益が
半端なく出て、会社に貢献出来たりと思い出深い
現場。一方でありえないというか、許せないこと
が。ちょっと長くなりますがなるべく簡潔に。
この現場は、大きな杉山でした。杉の一本一本も
かなり大きく、伐採するだけでも数百万円。一番
大きな杉の木があったのですが、あまりにも大きく
クレーン車等を用いながらの施工になるので大がか
りに。なので、その杉の木だけは後日に。その木に
支障のないところの工事を進めていました。すると、
鹿児島県の現場担当職員がきて、『あの木も早く切れ』
と偉そうに(-_-;)。今のところ施工に影響はないので
と説明しても理解せず(-_-;)。ということで、急遽、
段取りを換えてクレーン車等を用意して倒木。案の定、
一本切るだけでかなり大変でした。翌日、現場を
進めていると、知らないおじさんがやってきて、
おじさん『なんであそこの木を切った?』
たいすけ『ここは県の道路整備工事をしてまして』
たいすけ『木は全部伐採しないといけなくて』と説明。
すると、
おじさん『あそこは私の土地だぞ』
たいすけ『え~、そんなはずは』というやり取り。
まさかとは思いましたが、直ぐに鹿児島土木事務所
に向かい、現場の担当職員に事情を説明。担当職員
もそんなはずははいと言って、台帳を開け図面を
広げ。暫くすると、現場担当の職員の顔が青ざめ。
その顔を見て、私も図面を覗くと(-_-;)。なんと、
工事現場施工内の土地に購入されていないところが。
通常はありえないのですが、明らかに県職員のミス。
大問題になり工事ストップ。ここからが本当にあった
怖い話。なんと、現場担当職員とその上司の係長が
私が勝手に切ったと証言(-_-;)。その係長なんかは
現場に来て、
係長『お前が責任を取って、100万円ぐらい出せ』
係長『地主に謝罪して、あの木を100万円で買え』
係長『俺は常に手錠確保で仕事をしているんだ』
と脅しかつ、いかにも悪いことをして生きている
ような表現。私は、かなりビックリ。こんな公務員
がいるんだと怒り心頭。結局、土木事務所の所長が
私の態度を見ておかしいと。私と私の上司の前で
『本当のことをいいなさい』と。私の上司が説明。
係長と現場担当は目の前でかなり説教され(^_^;)。
未購入の土地代と木の補償費は県が。その後、
係長と現場担当による嫌がらせは続きましたが、
無事に現場完了。私は、このふたりは許せなく。
あれから22年。もう時効でしょうから告白(^_^;)。
こんな信じられないようなことが。本当にあった
怖い話でした^_^;)。そういえば、当時、ニュース
で県職員の土木技師が逮捕されることが多々。市の
土木技師はそんなことはないでしょうね。で、これ
だけでは終わらない。私を怒らせたこのおふたりの
その後。係長は脳梗塞で倒れ、若い現場担当は離婚。
そして、間もなくおふたりともお亡くなりになられ
たそうです。別な意味で、本当にあった怖い話です。
怒らせたらダメ。悪いことをしたらダメですよ。