『傘寿』のお祝い

雨が降ったりやんだりでなんかスッキリしな

い天気(-_-;)。明日は、本格的に天気が崩れ、

終日、傘が手放せなさそうな予報です。傘と

言えば、ブログをお休みしていた期間の7月

に父の『傘寿』のお祝いを実施。ついこの間、

喜寿のお祝いをしたような気がしましたが、

あっという間に80歳に。今回も盛大にと思い

数カ月前からサプライズなプレゼントを準備。

プレゼントは準備万端なんですが、80歳とい

う年齢を迎えるには何か物足らず。そこで、

東京にいる長男に電話して相談。

太『今度、じいちゃんが80歳の誕生日なんだけど』

長男『わかった、帰るようにするわっ』とふたつ

返事。さすが(^_^;)。当日は、日頃行けないお店を

予約。長男はサプライズ登場なので、隠さないと

いけないのですが、我が家に行くには、隣の

父の家の前を通らないといけず(^_^;)。長男が

家を出入りする際は、家族みんなでSPみたいに

長男を囲みながら移動。先発舞台の車に長男を

乗せ店に先回り。暫くしてから長女たちに連れ

られて父が到着。みんなが着席した際に父が、

父『あれっ、席がひとつ余ってるよ。間違えた?』

と心配しだしたので、バレちゃしょうがねぇと

長男を登場させ。案の定、父は喜び。サプライズ

は成功。それから、傘寿のお祝いで乾杯。すると、

珍しく父が少し話をさせてと。先ずは、私が幼い

頃に、離婚してしまい苦労をかけてしまったこと。

にも関わらず、孫たちがたくさんいて真っ直ぐに

育ってくれていることに対する感謝の言葉から始

まりました。それを聞いているだけで、我が家の

家族は涙がポロリ。その後は、父の80年間を振り

返り、産まれた時から現在までのことや孫たちが

知らない父の現役時代の仕事ぶりを聞かせてくれ

ました。最後に、私から質問。

太『これまでの人生で一番辛かった時期は?』

答えは、全く私と同じ時期でした。それを聞いて

なんかしみじみというかほっこりというか、よく

わからない心の中。同じ辛い時期をお互いに頑張

り乗り越えて生きてきたんだなぁ~と。更に涙が

ポロリ。しんみりとした時間が過ぎ、サプライズ

プレゼントを渡し、場は明るく。4人の孫たちに

囲まれ、幸せな『傘寿』のお祝いだったのでは。

色々なことがあったこれまで。私が今生きてい

られるのは、必死に育ててくれた父のおかげ。

どうか長生きをしてください。私が満足いくま

では。父への恩返しが。

 

 

 

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