『奇跡のバックホーム』

昨晩の夕飯前に、面白い番組がないかと

チャンネルをコロコロと切り替え。面白

そうな番組が見当たらず。こんな時は、

困った時のTVer頼み(^_^;)。検索してい

るとある番組に目が止まり。11月9日に

放送された『奇跡のバックホーム』。ご存

じの方もいらっしゃると思いますが、元

プロ野球選手、鹿児島出身の横田慎太郎

さんの物語。鹿児島実業3年生の時にド

ラフト会議で阪神に2位指名を受け、プロ

野球の政界へ。プレースタイルは私が好き

な常に全力プレー。3年目にはレギュラーを

勝ち取り。活躍していたものの、翌年の春の

キャンプ時に体調に異変を感じ、検査してみ

るとと脳腫瘍が発覚(-_-;)。症状としては、目

が見えなくなる等、野球選手としては致命傷。

過酷な闘病生活。そんな中でも必死にリハビ

リに励み。なんとか練習が出来るまでは体力

が回復したものの、後遺症で視力が戻らず。残

念ながら24歳の時に引退を決断。引退会見

後の4日後に、2軍で横田慎太郎のための引

退試合が開催され、異例なことに1軍の選手

たちも参加。最後にグラウンドに立つ姿を記憶

に収めようとたくさんのファンも応援に駆け

つけ。目は、ほとんど見えない中で最後に守

備につく機会が。グラウンドに立つ姿を目に

焼き付け。正直、プロ野球の仲間もファンの

みなさんもボールが飛んでこないことを祈る

ような感じ。ところが、ツーアウトランナー

2塁で、横田慎太郎が守っているセンター

方向に打球が。ファンからは悲鳴。ボールは

センター前に。目が見えないはずなのに、

ボールに突っ込み、ワンバウンドで捕球。そ

して、バックホーム。ボールはキャッチャー

のミットにノーバンドでストライク。見事に

ランナーをタッチアウト。悲鳴から大きな

歓声に。これが『奇跡のバックホーム』。

引退後は、病気が再発するも同じ境遇の人た

ちを元気づけたいと講演会活動で全国行脚。

しかし、病状は回復せずに28歳の若さで。

その年、阪神は18年ぶりのリーグ優勝。

その時の主力選手は、横田慎太郎の同期や

一年先輩後輩の仲間たち。優勝を決める試

合の抑え投手に同期の岩崎投手。選手には

それぞれ登場曲があるのですが、岩崎投手

がマウンドに向かう時は、横田慎太郎の登

場曲である『栄光の架橋』が流れ。9回を

しっかりと抑え優勝。優勝が決まり選手た

ちがマウンドに集まり。中心には、監督と

横田慎太郎のユニホームが。夕飯時でした

が箸は止まり、家族一同、大号泣でした。

常に全力プレー、私が子どもたちに常に

伝えていた『神様はいる』、そして、私の

大好きな曲『栄光の架橋』。たくさん重な

るところがあり。『栄光のバックホーム』

として映画化。11月末から公開されるよ

うですので、是非とも観に行ってください。

私たち家族もみんなで鑑賞に行こうと。

子どもたちにも改めて、それぞれの命の

尊さや意義、一生懸命に生きること、常に

全力プレー等、色んな事を感じてもらいた

いです。ありがとう、横田慎太郎さん。

 

 

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