ふと想うことⅡ

少年団に携わり13年ぐらいですかね。私が指導者として学んだ

ことや感じていることがたくさんあります。色々とありますが、

感じていることをひとつ紹介すると、以前と変わらないのは子供

たちは純粋であるということ。大人と違い悪な心がない。今まで

何百人もの教え子たちと関わってきましたが、心に大きな影があった

のはひとりだけ。ただ、そんな純粋な子供たちでも自分の親の前では

素を見せない子供が増えてきたような。ある意味、親が同じ屋根の

下に暮らしている子供のことが見えてない。子供の純粋さは変わらない

ものの親の感覚というか。それはかなり変化。以前から書いているように

今の親は昔の親より『子供がかわいそう』『子供のために・・・』という

ことを主張する方が多くなっているのに。本当にビックリするぐらい

親が子供の実態を知らない。子供は自分の親に本性を見せない。例えば、

家の中では親に従順でお利口なのに、学校ではいじめをしたり人のものを

・・・。こんな状況。親も子供のことを口にする割には結局、自分の

ことを優先した判断をくだす。それだったら、子供を口実にしなければ

まだいいのですが。子供を盾に好き放題。私が少年団に携わる一番の理由と

いうか意義は、子供たちの人間形成。だからこそ厳しく、熱く本気で付き

合ってきました。そして、わかったこと。先ほどからあるように子供は純粋。

何も悪くない。親が変わらないといけないというところにたどり着きました。

なのでここ数年、子供たちはもちろんのこと親というか家庭に視点を向け

取組んできましたが、残念な結果に。私たち責任世代がこんな感じでいいのか?

こんなこともふと想います。今日は議会終了後、議会協議会で第6次鹿児島市

総合計画(素案)の説明がありました。これは、これから先の10年をどのように

取組んでいくか?の目標みたいなもの。中身的には第5次総合計画とあまり

変わりはなかったような感じがしました(-_-;)。私的には、そんな目標も

大事ですが、根本的な事をしっかりとするべき。そうすれば自ずとより良く

ならないかな?つまり、家庭教育がしっかりなされるべき。親が親であるべき。

子が純粋に子であるべき。先日、少年団の練習で一生懸命頑張る子供たちと

その子供たちに本気な眼差しを向ける親たちを見てふと想うことでした。

『どうかそんな親子に幸せあれ‼』と。

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