昨日は県大会前の最後の練習試合でした。チームが強い時は
県内各地、色々なところから練習試合の声がかかるものなんですが、
最近は試合をするだけでいっぱいいっぱいの9名しかおらず、練習
試合になんて呼んでいただくことは全くなく(-_-;)。ですが、清色
ソフトボールスポーツ少年団さんから合同練習試合へ誘っていただ
きました。お誘いを受けた時からチーム事情をお話させていただき
大事な県大会前にうちのようなチームと試合をするとご迷惑をおかけ
するからと言うと、子供たちの為に一緒にやりましょうと。他のチーム
にもうちのチーム状況を事前に説明していただきご配慮していただき
ました。感謝です。自分のチームの子供たちのことだけではなく、私共
弱小チームの子供たちのことまで考えてくださるなんて。有難い限り。
こんな感覚が少年団活動、健全育成、これからの子供たちのために
ですよね。残念ながら、自分が監督だから勝ちたいとか自分の子供の
活躍ばかりを願う監督もいらっしゃいますが健全育成とは程遠い。
監督になっても結局は自分の欲を優先するようなのはいかがなものか。
そんな感じのチームだったら子供たちがかわいそうですね(-_-;)。
練習試合の結果なんですが、3試合もさせていただいたのですがなんと
1勝2敗。3試合する中で色々なことがありましたが、子供たちが仲間に
対する熱い気持ちを持つ姿が際立ち、おかげさまで勝つことよりもかなり
大きな成長を得ることが出来ました。もうひとつ、最後に素晴らしいこと
が。昨日も卒団生である中学生が父親たちが少ないだろうということで
お手伝いに。審判もしてくれたり、試合後のグランド整備も。3試合目が
終了後、私は子供たちと駐車場のほうに道具を運んでいました。振り返ると
卒団生の中学生が私たちがグラウンド整備だけではなく、使っていたベンチ
をきれいに掃わく姿が。子供たちの成長も素晴らしかったですが、ベンチを
掃わく姿は輝いて見えました。片付けをしている子供たちにストップをかけ
先輩の人としての素晴らしさを見せてあげました。その姿を見ながら私も監督
として厳しく指導してきたことを改めて良かったと実感させていただきました。
ただの掃く姿。見ているだけで涙が止まりませんでした(^_^;)。こんな子たちに
なりますよう願いを込めて、本日も朝から全力指導でした(*^▽^*)。