敬老の日~相思相愛

一昨日は敬老の日でしたね。私たち夫婦の

祖父母は既に他界しているので、せめてと

思い墓参りに行ってきました。子どもたちに

とっての祖父母いわゆる私たち夫婦の親は

なんとか元気。明日、祖父母と子どもたちで

敬老の日の祝いということでランチに行く

ようで、お互いに楽しみにしているようです。

孫たちから元気をもらって、いつまでも長生き

してもらいたいです。また、子どもたちには人が

老いるということを身近で感じてもらい、色々な

意味で、今何をすべきかということを想う時間に。

さて、せっかくの敬老の日ということでたまには

真面目な話。本市の高齢化の現状について。毎年、

この時期には各町内会の敬老の祝いにお招きいた

だき、お祝いを述べさせていただくのですが、

コロナの影響で昨年に引き続き、今年も開催する

ところはないようです。どの会場にお伺いしても

共通点が。高齢の女性が多く、男性が極端に少なく。

いつも笑い話になりますが、男性はハシとして

チッタ気張らんとと。数字でも明らかです↓。

先ず、高齢化率。65歳以上は本市で27.2%。

5年前は、25.3%。本市の総人口は5年前と比べ、

約4,000人減少したものの、65歳以上は約10,000人

の増。現在、本市に100歳以上の方は491人。

この人数の内訳に女性の生命力の強さが顕著に。

なんと、男性46人。女性445人。ちなみに本市の

最高齢者は、男性104歳。女性108歳だそうです。

男性のみなさん、お互いに気張りますが(^_^;)。

みなさん、遠慮なく長生きしてくださいね。

しかしながら、高齢化により財政面にも影響が。

平成28年度までは、敬老祝金を88歳になると

3万円。100歳になると10万円。最高齢者には

20万円支給されていたのですが、現在は、それぞれ

2万円、5万円、10万円に減額(-_-;)。88歳以上の

方には全員に記念品を授与していたのですが、

それも廃止になってしまいました(-_-;)。私は

冒頭でありましたように、敬老祝いにお呼ばれした

時には、このような現状を申したうえで、2つの

お願いを。ひとつはよくしゃべってよく笑って

長生きしてください。ふたつめに、若い世代を

大事にしてくださいと。みなさんを支える若い

世代が頑張ろうと想える町内会に。そこでまた

子どもを産み育てる。少子化改善と若者の

流出阻止を本気でお願いしてます。高齢化は

とても良いこと。しかし、それを支えるには

少子化を解決することだと。最近、みなさん

多様性ばかりを話題にして、少子化問題は

置き去りのような。私は、市民福祉はもちろん

のこと、本気で少子化対策に取り組んでいかなけ

れば、世の中は維持できないと思っておりますので

引き続き、あらゆる施策に取り組んでいきたいと。

話しはちょっとずれてしまいましたが、これまで

鹿児島や日本経済を支えてくださったお年寄りに

感謝しつつ大事に。どうか先輩方も、今を支える

若者とこれから担う子どもたちを大事にしていただ

ければ。世の中が色んな意味で復活するには結局、

先輩方と若い世代との相思相愛が必須ですね(^_^;)。

 

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