今回の我が家のコロナ騒動。コロナ陽性になった
次男等もやっと自宅待機が解除。今回、危うく家族
の命を失ううようなピンチでしたが、このピンチを
ただ乗り越えたからよかっただけではなく、今が
あることの意味等も踏まえ、再度、次男と長い時間
語り合いました。本人曰く、私が覚悟したあの日の
痙攣~救急車までの記憶は全くないそうです(^_^;)。
隔離部屋で私と面会したところぐらいからの記憶は
あるそうですが。先ずは、次男が痙攣をおこし騒動が
あった前日に、鹿児島市内の11歳(次男と同じ歳)の子が
コロナで命を落としたという報道があったこと。その
時の状況で助からなかった命もあるということ。次男
の命は紙一重で助かったこと。それにあたり、救急
隊員や市立病院の看護師・医師の多大なるご尽力が
あったこと等を出来る限り嚙み砕いて全て伝えました。
結局、このことを伝えて何を考えてほしかったかと
いうと、これからどのように生きるかということ。
5年生なのでまだ早いかなという気持ちもありまし
たが、鉄は熱いうちに。人様に救ってもらった命を
どのように活かしていくか。人はひとりでは生きて
いけない。必ず、あらゆる形で人様にはお世話になる。
そんなことも踏まえ、今回の件は、あ~良かったねで
済ませるのは勿体ないと思い。次男の口から具体的に
どう生きていくかということがポロポロと。学校生活
や少年団活動においても常に人の為に、仲間の為に
頑張ることや想いやりをもって接すること等の決意が。
そして、将来の職業の話まで波及し(^_^;)。ソフトボール
をしているので、将来の夢はこれまで一貫してプロ野球
選手ということでしたが、初めて『消防隊員』も候補に。
本来なら命を助けてもらったので、医師や看護師という
ことになるのでしょうが、次男の知能では無理だという
のを自覚しているようで素晴らしい(^_^;)。人様の生命と
財産を守る消防局職員。私は大賛成。私も子どもの頃に
なりたかった職業は、先生・警察官・消防士だったので。
直接的に人を助ける仕事って最高だねと語り、ふたりきり
の熱い話を終えました。今回の件で私も精神的にかなり
病みましたが、結果、あのしったれ次男坊が少しだけ心の
成長を遂げられたことに感謝する今日この頃です。