水曜日から鹿児島本港区まちづくりに関する
調査特別委員会の行政視察に行ってました。
ここ数日、たくさんの方々からブログが更新
されないことに、様々な連絡をいただき。ちょ
うど嫌なことがあったあとでもあったので(^_^;)。
視察先ではしっかりと学び、元気に帰ってきま
した。ご心配をおかけしてすみませんでした。
出張先でのことは、後日、ご報告いたしますね。
さて、久しぶりに個人質疑の内容の続きを(^_^;)。
本市の教育委員会は、平成30年に学校規模
適正化・適正配置に関する基本方針を示され
ました。目的等は、簡単に言えば、子ども
たちにとってよりよい教育環境を整備すると
いう感じ。具体的には、過小規模校や小規模
校の統合や小中一貫教育等の導入。みなさん
もご存知のように、本市では桜島にある小中
学校の統合や明和校区では小中一貫教育の検討
が進んでいるようです。で、今回,、問題だと
感じたのは、校舎等の建て替えについて。先
ほどあったように、まさか過小規模校・小規模
校として指定しておいて、いわゆる数年後には
統合等が考えられ、その学校自体がなくなる恐れ
があるのに、学校の校舎や体育館の改修をしてい
ないかと心配。質してみると、学校規模適正化・
適性配置を示した平成30年度以降に、過小規模校、
小規模校として対象校になっている学校の改修等が
施工されており、その工事総額は、約17億2,500万
円にものぼるとのこと(-_-;)。それだけ費用をかけ
て数年後に廃校になったらどうするのよ?(-_-;)。
それぞれの課が、全体を見ずにそれぞれ事業を行う
という行政の縦割りの弊害であるとも指摘しました。
過去に、私の家の近くに鹿児島県立西高等学校、
俗にいう西高がありました。西高は閉校してお
り当時の甲陵高校と合併して、現在の明桜館高校に。
私の記憶だと、西高が閉校になる一年前に、数千万
円をかけて外壁塗装工事を施され、外壁も色褪せな
いうちに廃校となり、解体されたということがあり
ました。当時、議員ではありませんでしたが、行政
はこんな無駄遣いをするのだなと。怒りがこみあげ
てきたのを覚えております。このことも議場で紹介し、
学校規模適正化・適正配置の方向性、いわゆるその
対象校を統合するのか廃校にするのか、早期に結論を
出したうえで、校舎等の改修を行うべきでは?と思い
ます。何度も言いますが、無駄遣いが出来るような
財政的な余裕は全くありませんからね~(-_-;)。
この話を進めるにあたっての課題を質すと、地域
住民の方々のご理解に難色を示しているようです。
自分が住んでいる校区から小学校がなくなると淋しい
や地域が活性化しないと。その気持ちもわかりますが、
一部の方だけの感情でどうでしょうか?学校を一校維持
するのに、施設の費用や先生方の確保。どれだけの
予算が必要かということもご理解いただきたいし、
地域が活性化しないという方は、果たして自分の子や
孫をその地域に住まわせておられるのか?私がよく見る
パターンは、我が子は都会に住まわせておいて、地域に
若者がいないと騒動する方もよく見かけます(^_^;)。
何より、子どもたちが集団生活も学ぶ学校としての教育
環境を考えると学校の統合はやむを得ないかと考えます。
いずれにせよ、この学校規模適正化・適正配置について
は、早急に取り組まれ、子どもたちの教育環境、財政面に
勘案し、そして、地域の方々の不安を払拭されるよう
要望しました。なんか堅い話ばかりですみません(^_^;)。
久しぶりの西高の響きには、私はほっこりしましたが。