長男が昨年末の29日に久しぶりに帰省。
今月10日に東京へ帰って行きました。
鹿児島に居ては甘えが抜けない、立派な
社会人になるようにと、鹿児島に残りたい
という本人の気持ちを却下し、無理に県外
へ就職をさせた私。今回、家族一同、長男
と過ごす時間をとても喜んでいましたが、
誰よりも嬉しかったのは私だったような?。
現に、長男が帰った今、抜け殻のように
なっているのは私だけ。改めて、なんか親っ
て切ないなぁ~とか色んなことを感じており
ます。というのも、長男が我が家にいる時、
幼い頃から高校時代までずっと厳しく接し、
特に少年団で監督とキャプテンという立場に
なってからは、褒めたことなど一切なく。
こんな関係だったので、この2年間で見違える
ように人間的に成長した長男に正直、脱帽。
手前味噌のような話になりますが、少しだけ
今回帰ってきた長男のエピソードを何回かあげ
させていただきます。こんな私が親バカみたい
な感じでごめんなさいm(__)m。29日の夜遅くに
帰宅し、家族全員がコタツに。長男が、ただいま
と一言発したあと、一番最初にとった行動は、隣
に座る長女に封筒をホイと。
勤めているJR東日本の封筒を渡し、
長男『就職祝い』
長女『ありがとう』
目の前で見ていたのですが、私に怒られっ
ぱなしだった長男がカッコよく見えました(^_^;)。
中身は、大金と手紙が。あとで、手紙をこそっと
拝見。内容的には、長男が社会人となって感じた
こと。社会人としてどのように過ごすべきか。
うるさい父が伝えたいことの本質。日常の有難さ
や周りに感謝し余裕ができてきたら周りの人に
恩返しをすること等々。包んだお金の使い方も
誰かに感謝を伝えるもよし、物を買うもよし、
貯金するもよしと綴り、最後にひとつお願いを
いえば、次女がいずれ就職や進学をするときに
祝ってあげてください、宜しくお願いしますと。
この手紙を見て、自然と涙がぽろぽろ。たった
2年の間にかなり成長したなぁ~と。県外に就職
させたことやこれまで厳しく育てたことを改めて
間違っていなかったと確信しました。長男として
初めてカッコよく見えた帰省した初日の話でした。