6年生最後の大会に向け、土曜日の午後、宿泊
地に出発。練習場も借りて、夕方まで目一杯
最後の練習。攻撃や守備の最終確認や調整。
夜はみんなでお風呂や食事。そして、最後の
ミーティング。6年生から後輩たちや保護者
に誓いの一言ずつも。私たち指導者としては、
やれること全てをやってきたつもり。子ども
たちも同じ時間、同じ食事、同じ夜を共に過ご
し、いざ最後の大会へ。試合は先制して2-0。
ところが、中盤にエラーも度重なり、2-4に
逆転され。しかし、ここからが玉江ソフトの
真骨頂。必ず、チャンスが巡ってきて、それを
掴む子どもたちなので全然、焦ることもなく。
案の定、チャンスが。いつもの逆転のパターン
になるはずだったのですが・・・(-_-;)。
ランナーコーチャーをしていた私がまさかの
判断ミス。そこでせっかくのチャンスの流れが
断ち切れ。そこからは相手チームの流れになり。
監督の判断ミスは子どもたちにとって信じがた
く、衝撃的だったと思いますが、いつものように
最後まで諦めず精一杯、プレーしてくれた子ども
たち。結局は大差をつけられまさかの大敗(-_-;)。
試合終了後は、子どもたちに申し訳なく涙が止ま
らず謝罪。卒団生や保護者、OBにもずっと謝罪。
何度謝罪してもみなさんがこれまであらゆる面で
頑張ってくださったことへの償いにはならず。
あの時の瞬間映像が脳裏に。ずっと、悔やみ放し。
どんな時でも子どもたちを信じるという私の
信念が揺らいでしまったことが、瞬時の判断ミス
に繋がってしましました(-_-;)。本当に最低です。
救いだったのが、チーム内唯一の女子でキャプ
テンのゆうかがこれまでキャプテンとして足り
ないことを指摘されてばかりだったのに、この
試合は見事と言うほどのキャプテンシー。それ
を見れて感動。もうひとりの6年生のいしんは、
これまで守備に課題が多かったのに、際どい
プレーを当たり前のようにこなしてくれ、
それを見れて感動。だけど、そんな6年生を
勝たせてあげられなくて最低な監督です。
監督としての勘や力量が衰えていることを痛感
しました。誰よりも長く6年生と一緒に居たい
と願っていたのに。そして、これまで子どもたち
に厳しく指導してきた私が最後の最後にミスを
するなんて、絶対にあってはならないこと。
たくさんの方々にも色々とお世話になって今が
あるのに申し訳ございません。ひとりになった
時、あの時の光景が頭をよぎります。私がミス
した後の事。子どもたちがベンチ内で私のミス
を取り戻そうと必死に声をかけ合っている姿が。
涙がとまりません。みなさん、ごめんなさい。
前夜のミーティングでキャプテンゆうかが言った
言葉に。『玉江ソフトは世界一いい少年団』
というのがありました。こんなミスをしてしまった
私が、今回の6年生や卒団生、保護者やOBに対し
出来ることは、みなさんが玉江ソフトに携わった
ことに誇れるよう誰もが認める『世界一いい少年団』
になることかと。みなさんへの償いとして、もう
一度、再起したいと思います。とにかく、今回の
ことについてはただただごめんなさいm(__)m
監督とキャプテンゆうかの最後のツーショット( ノД`)。