監査~公営企業の現状

今日も終日、監査でした。本日の監査対象は

市立病院と交通局。市立病院は、市民の健康と

命を守ってくれる最後の砦のような役割。市民

の為にあらゆる診療科目を備えつつ、公営企業

としてしっかりと純利益を確保。一方、ご存じ

のように、交通局は自動車事業いわゆるバス事業

が毎年、多額の損失。現在、バス路線移譲や財産

売却、車内広告等の営業利益の確保に努力。軌道

事業いわゆる電車事業ではコロナ禍で厳しい中、

3年ぶりに黒字に。公営企業なので大幅な黒字を

出すことはなくとも損失を抑える努力が必要かと。

交通局におかれては、車内広告の有効活用のほか、

本市の教育委員会と連携し、小中高校の遠足や修学

旅行等に8台もある貸し切りバスを優先的に利用

してもらうこと等を提案し、今後も各面において

営業努力していただくよう要望しました。この

二日間は4つの公営企業の監査をさせていただき

ましたが、これまで以上に公営企業の現状を知る

機会になりました。現状を知ったうえで、新たな

提案等をして更なる市民福祉の向上に繋がればと。

監査員はかなりの時間を拘束されますが、とても

良い経験をさせていただいております。感謝‼。

そうそう、交通局が毎年大赤字のイメージが強い

とは思いますが、桜島フェリーを運営する船舶局

も大変なことに(-_-;)。コロナ禍で利用客の減少も

ありますが、原油の高騰、東九州自動車道の整備等、

マイナス要素ばかり。みなさまも出来るだけ桜島

フェリー、市電・市バスをご利用くださいませ。

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